週替りお得情報
週替りお得情報
整備修理ブログ
整備修理ブログ

エスティマ トランスミッション警告灯点灯修理

      2018/06/03    daisyousekiyu    ★メカニックブログ  

非常に久しぶりのアップです。すみません。
ずっと忙しく、写真などを取っている時間すら惜しかった・・・。
時期的に 少し落ち着いてきたので、機会があればまた早めに次もアップします。

さて、今回はエスティマです。ミッション不調とのことでの入庫です。
こちらのお客様は前車の時にも車を大事に長くお乗りになっていました。
このエスティマも20万キロの 大台を突破した所です。
さてさて、何が悪いのでしょうか?
ただ、今までにもいろいろとお金がかかっているのであまり高額にはしたくないところですが・・・。

 

お客様によるとオーバードライブオフ警告灯が光ったとのこと。
試運転すると確かに変速が不調です。しばらく走ると警告灯が光りました。
ピットに入れてみます・・・。
とりあえずスキャンツールをつないでみたのですが、車両の年式から、当店のスキャンツール ではミッションの自己診断呼び出しができませんでした。
なので、ダイアグコネクタから読み取ることにします。

 

助手席いすを上げます。

 

ここにコネクタがあります。
修理書に従い、エンジンキーオン状態で当該ピン同士を短絡させます。
コード「62」が出ました。
「トランスミッションソレノイドNO.1の断線、ショート」とのこと。
ソレノイドはミッションオイルパンの中にあります。オイルパンを外すことにします。

 

まずはオイルパンのドレンからATFを抜きます。

 

10MMボルト19本、ATFゲージ用パイプのブラケット取付ボルト1本を外します。

 

スクレッパなどを使い、パンを外します。

 

外れました!!

 

ソレノイドはNO.1からNO.3まであり、指で示す一番前側のソレノイドがNO.1です。
車のコンピューターはこいつの不具合を示しています。
コンピューターを信じ、こいつを調べてみることにします。

 

10MMのボルト1本で簡単に止まっているだけなのですぐに取れます。

 

作動点検です。
端子にプラス、ボデーにアースを接続し作動音を確認。
っと、無音!作動せず!
端子・ボデーともサビは無く(外部露出せずATFに浸されている のですからサビるはずもないですよね)、どうやら内部断線に間違いないようですね。よかった。

 

右側が新品のソレノイドです。
一応新品にも電極をつなげてみると、カチカチ気持ちのいい音をたてます。
念のためNO.2,NO.3のソレノイドも単体点検 しました。他の2つは元気に動いてくれました。
H7年車のコンピューターも、しっかりと役目を果たしてくれたようです。

 

古いシールパッキンをきれいにし、新しいミッションパン用のシールパッキンをしっかり塗布します。

 

あとはボルトで締め付け、乾燥、ATF注入で終了。
ほんというと3つとも取替えたいところですが、1つ約1万円の代物。
とりあえず今回は不具合のある1つだけにしました。
3つともずっともってくれればいいのですが。しかしこういう不具合は、故障コードがないと原因特定が非常に時間がかかる場合があり、この自己診断システムというものはホントに助かります。
今後の更に電子化された車は、よりこの システムが重要になってきます。
足かけ17~8年この業界にいる人間として、「時代の流れ」を痛烈に感じる最近です。