いざ道東へ
こだまの森です。
来月、北見へ行くことになりました。
前に行ったのは、たしか22~3歳の頃だったと思います。20数年ぶりです。
高校の部活でお世話になった恩師が定年退職することになり、盛大にお祝いをするべく恩師が同校在職中の1期~15期までの部活動の教え子が集まるのです。
60名を超えるOB・OGが集まることとなりました。道内はもとより、道外からもやってくるとのこと。
高校3年間の部活動恩師というのは、みんなそれぞれの人生の中でもやはり特別な出会いだったんだと思います。
気が付けば、いつの間にか僕は在学時の当時の恩師の年齢を超えていました。
当時は本当に怖い存在であり、親以外で一番身近な「大人」でした。
不思議な感覚です。あの頃の彼のように、僕は10代の子たちが見て「大人」な存在になれている気が全くしませんが。
いや、怖いというよりも僕にとっては本当に存在感のある方でした。
とにかく走らされたことを思い出します。
初めの頃、それが嫌で嫌で、いつも次に何言われるかドキドキしていたような・・・。
でも、曲がりなりにも「自覚」というものがだんだん出てきて、いつのまにか自分でランニングメニューを作りそれなりに走っていました。
どの部活動のどの選手にも、3年間走った距離は負けない自信があります。
でも成績はいいものを残せませんでした。
最後の試合、負けた時の監督さんの様子は今も覚えています。
ただ決して責められませんでした。
もう少し、いい場所に連れて行ってあげたかったんだけど。
その後、後輩たちが頑張っていい成績を残せた年もありました。
数十年という長い間の教職員生活。休みのほとんどなかった野球部監督。
きっと他者にはわからないつらさがあり、喜びもあったのかな。
新聞記事によると、最後の公式戦球審は、3人の教え子が塁審がを務めたそうです。
きっとうれしかっただろうな・・・。
本当にお疲れさまでした。