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クラウン パワステ異音→オイル漏れにてギヤボックス交換

       daisyousekiyu    ★メカニックブログ  

こだまの森です。今回はクラウンです。ハンドル切ると「グーグー」音がするとのこと。油圧式パワステなので、おそらくオイルが減って音しているのでしょう。で、診断。

案の定ポンプのオイルタンクを見るとオイルが減っています。エアを噛んで気泡状態です。

車両を上げて診てみると、ラックエンドブーツにピンホールの穴が開き、そこからオイルが滴っていました。どうやらギヤボックスのシールから漏れているようです。

お客様と話をし、取りあえずの処置としてあるメーカーから出している、ミッションやパワステのオイルシールからの漏れを止める添加剤を入れてみることにしました。添加剤をオイルに一定の割合で混合するのです。それで止まれば良し、金額も一番安く済みます。

後日添加剤が用意できた時点で再来店頂き、添加剤を注入。これで様子を見ることにします。

・・・数日後。

お客様から電話。

また音がするとのこと。

ある程度効果が出るまでは漏れもある為、取りあえずまたまた来店頂き漏れの程度を診ました。

下の写真。ラックブーツ内にオイルがたまってパンパンです。蛇腹になっていてもブーツが縮まらないほどです。残念ながら添加剤では防ぎきれないようです。お客様と相談の結果、ギヤボックスを中古で取り替えることにしました。

ギヤボックスを取り寄せ、改めて車両をリフトアップします。

セパレーターを使い、ナックルからタイロットエンドを切り離します。中古品はタイロットエンドごとついてきます。

外れました。同様に左も外します。

ハンドルから伸びるシャフトをジョイント部で切り離します。12MMのボルト一本でつながっています。

オイルを循環させるパイプの接続も外します。

 

コネクターも外します。エンジンルームに伸びています。

 

ポンプとつながるオイルパイプがクロスメンバーに止まっているので、そいつも外し・・・。

いよいよ本体を分離!で、当初クロスメンバーを残し隙間からと思ったのですが、よくよく見ると、クロスメンバーはギヤボックスを支えているだけ。エンジンやミッションマウントはつながっていません。ので、クロスメンバーごと外しました。割と簡単に外れてくれました。

外したのと中古品を並べたの図。

ブラケットなどは移設し、本体を載せます。パイプのガスケットは新品に。タイロットエンド、シャフトを接続します。オイルを入れエアを抜き、最後に大事なトーイン調整を行います。

試運転。ばっちりです!